NPO法人 日中医療技術交流会

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天津泰達国際心臓病病院にて

はじめに

在日三世華僑である私は数年前から自分の技術を通して母国中国との医療交流することを夢見てきました。

2001年にようやくそのプロジェクトがスタートし、2002年11月には蘭州、保定、貴陽、泰安、北京の6つの病院を訪れ9症例の冠動脈形成術(PCI)を、2003年8月には北京、遵義、貴陽の4つの病院を訪れ、14症例のPCIを実施し、全例成功を収めることができました。実際に中国の病院を訪れ、自分で手術をしてみて初めて中国のPCIを含む医療事情に関係する問題がたくさんあることがわかりました。

たとえば中国におけるPCIの件数は 1997年以降急増してきていますが、

  1. まだまだ歴史が浅く、十分な知識や技術、設備がないまま行われていること
  2. 都心部と地方間の技術的・設備的格差が激しいこと
  3. バルーンやステントの価格が日本と変わらないにもかかわらず日本のような保険制度が整っていないため、患者は高額な医療費を自費で払わなければならないこと
  4. 救急体制が整っていないため急性心筋梗塞の再潅流療法施行率が低いこと

などが挙げられます。

中国に興味がある医療関係の方々にお集まりいただき、お互いの医療技術の交流や様々な医療サービスを提供することにより、より大きな力で日本と中国両国の医学の発展に寄与貢献できるのでないかと考え、本会を設立するに至った次第です。

本会の趣旨をご理解いただき、ご協力下さいますようよろしくお願い申し上げます。

会長 陳 若富

NPO法人 日中医療技術交流会

〒631-0064 奈良県奈良市帝塚山南5-8-34, TEL/FAX 0742-48-8677, E-mail: info@jsmtec.org